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アニメ「結界師」-これで打ち切り?


日本テレビ系列で放送されていた
アニメ「結界師」。

9月でほぼ、打ち切りとなったらしい。
ほぼ…というのは、放送地域を大幅に縮小し、
時間枠も深夜に移動して、一応続編が放送されているからだ。
首の皮一枚で繋がっているような状態?

放送開始(2006年10月)当時は何度か視聴したけれど、
途中で忙しくなって見なくなってしまった。

でも、「打ち切り」という話を聞き、何となく続きが気になっていたら、
偶然、録画テープを入手。
忙しい合間を縫ってぽつぽつ見てみた。

―えー?結構面白いよ?これ。

まだ最後(第37話)まで見ていないけれど、
画もキレイだし、音楽もカッコイイし、キャストも味があるし、
何より最近のアニメに多い「萌え」や「ロボ」がまったく出てこなくて、
ストーリーに独自性があって面白い。

これでどうだ!
って勝負している感じ。
その裏には、実力と自信があるんだろうな。
やっぱ天下のサンライズの制作だから?

細かいことを言うと、
例えば、オープニングテーマ。
歌手は新人だけど、プロデュース(作詞・作曲)は、あのB'zの稲葉さん!
もちろん曲は稲葉節バリバリ。
なのに、詞は思いっきりアニソン!(作品に準じている。)
このギャップがたまらなく贅沢じゃないですか!

無意味に力説してしまった…。

いや、とにかく、低視聴率で打ち切りになったのが信じられない。
コナンの前枠だから、ついでに見る人も結構いそうな気がするのに。
1回見れば、また見てみようかな、って気になりそうだけどな、この作品なら。

もう1つ、細かいことを言うと、
この作品は随所に字幕が出るところも、
他の作品にはない長所だと思う。
(ウザイと思う人もいるかもだけど。)
登場人物名や、設定に係わる事物の名称などが、
ふり仮名や、説明付きで、表示されるのだ。
低年齢層を意識した行為だろうが、
アニメに不慣れな人間や、原作を知らない人間にとっては、
とてもありがたい。

最近のアニメって設定や固有名詞がやたら難しくない?
ストーリーが面白くなった反面、内容が複雑になっているのだろうか、
カタカナやら難読漢字やらアルファベットやら、
馴染みのない名詞がゴロゴロ。
そりゃ、カッコイイ名前をつけることも大切かもだけどね。
名前を追いかけているうちにストーリーが進んで、
置いてけぼりを食らうこともしばしば。
え?歳だから…?(汗)

ちょっと脱線してしまったけれど、
要するに「結界師」ってアニメは面白いよ、ってことで。
低視聴率で打ち切りだなんて、もったいないなぁ。
もう少し評価されてもよい作品の気がするんだけどなぁ。

やっぱり最近のアニメ市場は、
オタク(30代以下の男性)か腐女子(10~20代の女性)を
対象にした作品しか売れないのかね。
もっと底辺を拡大しないと、退化しちゃうか崩壊しちゃうのでは…
と、他人事ながら心配になったり。

※「オタク」「腐女子」の定義は当方の思い込みです。
by ptlunaria78 | 2007-11-22 19:24 | マンガ・アニメ


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